「妹に七夕星を教へけり 子規」―。愛媛県松山市で6月に開かれる国内最大の宇宙国際会議「宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)」を前に地元の実行委員会が宇宙の短歌(下の句)と俳句を募集している。
生誕150年の正岡子規にちなんだ俳句と短歌で宇宙を身近に感じてもらおうと実施。短歌は日本人女性初の宇宙飛行士で、夏目漱石の小説「坊っちゃん」の縁で市が連携協定を結ぶ東京理科大の向井千秋副学長が宇宙で詠んだ上の句「宙返り何度もできる無重力」に続く下の句(七・七)を、俳句は宇宙をテーマに有季定型(五・七・五)で募集する。